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【3分で読める】Googleしごと検索(Google for Jobs)とは?メリットや掲載方法を解説!

【3分で読める】Googleしごと検索(Google for Jobs)とは?メリットや掲載方法を解説!

Googleしごと検索(Google for jobs)とは、Googleの展開する求人サービスで、求人サイトなどに替わる新しい求人掲載の方法として注目されています。

Googleしごと検索をうまく利用すれば、コストをかけずターゲットに自社の求人情報を見てもらうことが可能です。
本コラムではGoogleしごと検索の概要とメリット、掲載方法を解説します。

 

Googleしごと検索(Google for jobs)とは

例えば、「新宿 カフェ アルバイト」などのキーワードでGoogleで検索してみると、リスティング広告や通常の検索結果とは別に「求人」というタイトルで別枠の検索結果が表示されます。

Googleしごと検索 検索結果

 このGoogle検索画面での追加機能がGoogleしごと検索(Google for jobs)と呼ばれるものになります。

※このように検索結果にテキストだけでなく画像や操作性が加わったものをリッチリザルトと呼び、「しごと検索」以外にもいくつか種類があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
>【初心者向け】リッチリザルトとは?メリットや種類を解説!

また、こちらが検索結果での表示を拡大したものです。
Googleしごと検索

検索ワードに適した内容の求人情報が3位まで表示されます。
いずれかの項目をクリックすることで、下記の詳細画面に推移します。


Googleしごと検索 詳細画面

詳細画面ではWebサイト側の構造化データに基づいてそれぞれの求人ページからGoogleが取得した情報が表示されます。
(構造化データについては後ほど詳しく解説します)

「応募」のボタンをクリックすることでそれぞれの求人ページに推移します。

さらに詳細画面では気になった求人をお気に入り登録できたり、求人が追加されたときのメール通知を設定できるなどユーザーとのインタラクティブな機能も追加されています。

ただ、この「しごと検索」の検索結果画面から求人に応募することはできません。あくまでもユーザーが応募や問い合わせなどのアクションを起こせるのは求人ページへ推移した後になります。

Googleしごと検索(Google for jobs)に掲載するメリット

SEO順位に関わらず検索結果上位に表示できる可能性がある

Webからの求人獲得に注力している企業、特に自社サイトでの求人に注力している企業であれば、当然SEO対策は行っているかと思います。しかし一般的に採用関係のキーワードが競争は激しく、めぼしいキーワードで検索上位を獲得するのはハードルが高いようです。

また、リスティング広告で流入を獲得しようと思ってもクリック単価が高騰してしまい、想定していた採用コストに見合わない結果となってしまうことも考えられます。

最初にお見せしたように、Googleしごと検索の検索結果は通常リスティング広告のすぐ下に表示されることが多いので、SEOで1位を取るよりも上位に表示できる可能性もあります

さらにGoogleしごと検索での表示順位は通常のSEOとは別のアルゴリズムで判断されるため、自社の求人情報を競合の多いSEO市場とは別で上位表示させることが期待できます。

ただ、Googleしごと検索での表示順位を決定するアルゴリズムは公開されておらず、通常のSEO対策のようにノウハウが確立されているわけではありませんので、その点は注意が必要です。

掲載にコストが発生しない

Webでの求人募集で最もポピュラーな方法としては求人ポータルサイトへの掲載が挙げられるかと思いますが、他社のプラットフォームを利用するため多くの場合コストが発生します。

Google検索というプラットフォームを利用するという意味ではGoogleしごと検索も同じですが、こちらは掲載に費用が発生しません。

自社サイトに求人ページをお持ちであれば、低コストですぐに始めることができる施策と言えるでしょう。

ただ、そもそもWebサイトをお持ちでない場合や、社内にコーディングスキルを持った人材がいない場合は別途外注の費用が発生する場合があります。

次の章でGoogleしごと検索への掲載方法をご紹介しますので、自社の状況に照らし合わせて実行可能か確かめてみてください。

Googleしごと検索(Google for jobs)への掲載方法

構造化データとは

Googleしごと検索に自社の情報を載せるためには、求人ページの情報を「構造化データ」に対応させる必要があります。

「構造化データ」とは、Webサイトの裏側のHTMLの情報で、Googleのクローラーが理解しやすいようにタグ付けされたものを言います。

タグ付けされたデータを「構造化データ」、タグ付けする行為を「マークアップ」と呼びます。

「Google検索セントラル」に詳細なやり方がまとめられています。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/job-posting?hl=ja#definitions

コーディングスキルが無い場合は?

お気づきの通り、Googleしごと検索に求人を掲載する場合、コーディングスキルが必要になります。

社内にコーダーがいる場合は依頼する、もしくはWebサイトの更新を外注業者で行っている場合はそちらに依頼するのが確実かと思われます。

ただコーディングを行わずにGoogleしごと検索に掲載する方法もいくつかあります。

Googleしごと検索に対応した求人ポータルサイトに掲載する

まずはGoogleしごと検索に対応しているポータルサイトに求人を掲載するという方法です。

ただ、求人サイトの方で掲載コストが発生してしまう場合、Googleしごと検索のメリットである「低コスト」という点がなくなってしまうため、あまり本質的ではないかもしれません。

Googleしごと検索に対応した求人ツールを使用する


もう一つが、Googleしごと検索に対応したページを作成できるツールを利用するという方法です。

ここではその一例としてクラウドサーカスの提供するPlusdbをご紹介します。

Plusdb

Plusdbは既存のWebサイトにページを自動生成で追加できるデータベース構築ツールです。

Plusdbの「採用テンプレート」ではCSVデータを取り込むだけで自社サイトに求人ページを追加可能です。

生成された求人ページは構造化データに対応しているので、コーディングのスキルが無くてもGoogleしごと検索に求人情報を掲載することが可能です。


まとめ

Google検索という最も身近とも言えるアクションに直結して求人情報を見せることができるGoogleしごと検索(Google for jobs)は、より求職者に寄り添った形で求人活動を行うことができます。

今後も採用市場は厳しい状況が続くと言われています。新しい求人のチャンネルをお探しでしたら、ぜひ自社サイトでの求人情報の充実とGoogleしごと検索への対応を検討してみてはいかがでしょうか。